HIV検査相談マップ
HIV検査Q&A
Q ネット上で自分で検査できるHIV自己検査キットが販売されていますが、使用して問題ないでしょうか?
A 使用はお勧めできません。 ネット上で販売されるものの中には直接、健康や生命に関連するものがあります。近年、自分で採血し判定まで行うHIV自己検査キットがネット上で多数販売されていますが、病気の診断を行うには、良い性能の製品を正しく使用しないと、正しい診断ができず、却ってその後の治療や生活、周囲への拡大防止にマイナスの影響を及ぼします。現在、厚生労働大臣が性能や安全性を審査し流通を認めたHIV自己検査キットはありません。また、そのようなものを宣伝広告することも禁止しています。ネット上では「購入は自分自身の責任で」と断り書きをつけて、実際は一般の雑貨と同じように輸入を煽っています。 ネット上で販売されている自己検査キットのほとんどはチェック機能の整った先進国で許可されていません。さらに、ネットから送付されるものは自己使用向けではなく医師など専門家が使用するためのものや、研究用です。品質管理の行き届いた施設で製造されている保証もなく、偽造品だったこともあります。使用法や判定法の説明も不十分で、一般人が正しく使用できるか疑問のあるもの、また、偽陽性や偽陰性を示すものもあります。使用者に対して、使い方が分からない時や気になる結果が出てしまったときのカウンセリング体制もありません。 日本では保健所や専門検査施設、一般の医療機関で専門家の助言を受けながら、信頼できる検査が受けられます。面倒がらず、恥ずかしがらず、信頼できる検査を受けましょう。それが貴方自身を一番幸せにし、家族や友人の幸福にもつながります。 (研究分担者 木村和子)
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