性感染症(性病)は、
セックスで感染し、様々な症状が出ます。
こんな症状があれば、可能性があります。
症状がなくても、進行していく性感染症もあります。
気になる症状がある場合は、病院を受診してください。
※病名をクリックすると詳細説明をご覧いただけます。
性感染症はセックスで感染します。セックスには、膣・口腔(フェラチオ・クンニリングス)・アナル性交を含みます。
感染した場所の粘膜や精液・膣分泌液が相手に触れて、病原体がうつったり、皮膚や粘膜の小さな傷から病原体が侵入して感染します。
また、便の中の病原体が、手などについて口に入り感染することがあります。
たった1度のセックスでも、リスクがあれば感染することがあります。
性感染症はセックスの経験がある人なら、だれでも感染する可能性があります。
精液や膣分泌液が粘膜に触れないようにするために、コンドームの正しい使用が有効ですが、すべての性感染症を予防することはできません。
A型肝炎、B型肝炎ではワクチン接種が有効です。
ピルは避妊のためのもので、飲んでも性感染症の予防はできません。
感染している人との接触後、診断がつく症状がでるまでの期間は、性感染症によって異なります。ただし、症状がない時期にも感染する病気があります。
潜伏期間は、数日のものから数カ月に及ぶものもあります。詳細は、各病気の説明をご覧ください。
不安な場合は、保健所や病院で検査を受けましょう。
ただし、性感染症の種類によって、検査で感染がわかる時期が異なりますので、地域の保健所や病院に相談してみてください。
性器カンジタは、真菌(カビ)による感染症で、セックスで感染するが、常在菌として健康な人でも体内に存在していることもあります。
過労・ストレスなどで免疫力が落ちて菌に対する抵抗力が低下すると、セックスの未経験者でも発症することがあります。
症状がなくても心配なことがあった場合には、検査を受けましょう。
保健所では、HIV検査と梅毒検査を同時に受けられるところが増えています。合わせて、クラミジア、淋菌などの検査を行っているところもあります。(地域の保健所により検査項目や費用は異なります)
何か症状がある場合やその他の性感染症については、病院を受診してください。
HIV検査・相談マップ
ほとんどは採血による血液検査ですが、クラミジアや淋菌感染症など病気によっては尿検査の場合もあります。また、患部を綿棒でぬぐって行う検査もあります。
性感染症(性病)により検査で感染の結果がわかる時期が異なります。性感染症ごとのリンク先の詳細説明をご覧ください。
症状があった場合は、病院を受診してください。性病科、感染症科のほか、男性は泌尿器科、女性は産婦人科、のどに症状がある場合は耳鼻咽喉科、皮膚に症状がある場合は皮膚科などを受診することができます。
性器に何らかの症状が出ていた場合は診察が必要です。病院では、プライバシーをきちんと守って検査や診察を行います。心配な場合は、納得がいくよう医師や看護師にお尋ねください。
基本は飲み薬や塗り薬による通院治療になりますが、点滴による治療や重症化した場合は入院が必要になります。
ほとんどの性感染症は、医師の指示に従い継続して治療を受ければ治ります。
必ずしも性感染症であるとは言えませんが、セックスの際にコンドームを正しく使用していれば、感染の可能性は低くなります。
心配な場合は、病院や保健所に相談の上、検査を受けてみてください。
たった1回のセックスでも感染することがありますので、何か心配なことがある場合は、病院や保健所に相談してみてください。
病院では、個人のプライバシーをきちんと守って検査や診察を行います。特に心配なことがある場合は、主治医や看護師にご相談ください。
パートナーが感染している可能性もあります。大切な人の健康を守るために、説明のタイミングや説明方法など、病院スタッフに相談してみてください。
また、免疫ができず、何度でも感染する性感染症もあるので、あなただけが治療をしてもパートナーが感染し治療をしていないと、再び感染することもあります。
症状がなくても感染のリスクが高い状況なので、早目に検査を受けてください。
パートナーには、医師の指示に従って、きちんと治療を受けるようにお話ししてください。