保健所等におけるHIV検査・相談のガイドライン

本ガイドラインは、厚生労働科学研究費補助金による“HIV検査相談体制の充実と活用に関する研究”班のガイドライン作成委員会が平成16年3月に第1版を作成し、平成24年3月の改訂第3版まで発行されました。平成31年3月に前々班を引き継いだ“HIV検査受検勧奨に関する研究”班が第4版を作成しました。即日検査普及の目的で作成・改訂されてきたガイドラインですが、広くHIV検査・相談に関わる自治体や関係機関の担当者に使用いただきたく、このたびタイトルを含め内容の見直しをおこない、本研究班より「保健所等におけるHIV検査・相談のガイドライン」として発行することとなりました。HIV検査キットに関する情報を更新し、近年増加している梅毒の検査についての情報や新たな予防の概念についての情報を追加しております。今後も検査・相談実施機関の意見を反映し、随時改訂版を作成し公表する予定です。

【令和6年3月版】第5版への改訂のポイント

即日検査の普及に伴い、HIV検査・相談に関わる関係各所の方々により広く活用いただけるよう、タイトルを含め内容の見直しを行い、即日検査だけでなく通常検査も含めた「保健所等におけるHIV検査・相談のガイドライン」として発行することとなりました。HIVと検査キットに関する情報を更新し、近年増加している梅毒の検査についての情報や新たな予防の概念についての情報を追加しております。

【アーカイブ版】第1版から第4版までの改訂の流れ

このガイドラインは、保健所等(保健所および土日夜間の特設検査相談施設)においてHIV即日検査を導入・実施する際の指針として、即日検査の内容、準備すべき事項や留意点等の概要を提示することで、受検者によりよい検査・相談サービスを提供できるよう促進することを目的として平成16年3月に第1版が策定されました。なお、さらにHIV検査の説明・相談部分の充実をはかるために、平成17年3月に改訂第2版を作成しました。平成19年3月には第2版に一部資料を追加した第2版第2刷、平成24年3月には、新しい迅速検査キットの情報を加えた改訂第3版を作成しました。平成31年3月には、HIV/エイズの現状に関する情報、および検査キットに関する情報を更新し、近年増加している梅毒検査についての情報も追加した第4版を作成しました。第4版をご覧になりたい方は、以下のリンクからご覧ください。