HIVまめ知識
16. NAT検査(ウイルス核酸増幅検査)とは?
NAT検査とは核酸増幅検査のことで、HIVの場合にはHIVの遺伝子を増幅してHIVの検出をおこないます。
HIVに感染すると、体内ではまずHIVが増え、その後HIVに対する抗体が作られます。通常のHIV検査では血液の中にこのHIV抗体があるかどうかを調べますが、NAT検査では、抗体が作られる前から増えている血中のHIVを調べます。
感染してから検査で陽性と分かるようになるまでの期間をウインドウ期間と言いますが、NAT検査では抗体検査に比べこのウインドウ期間をおよそ2週間短縮できます。従って、感染初期の非常に短い期間に関しては、NAT検査が特に有効です。
ただし、HIV感染では、通常、感染の1ヶ月後には抗体が検出され、その後は高い抗体価が持続しますから、通常のHIV検査法としては、抗体検査が最も一般的で信頼性も高い方法と言えます。
このホームページで紹介しているNAT検査実施機関では、HIV検査相談研究班と各検査相談機関との協力により、通常の抗体検査を補足するため試験的にNAT検査を行っています。
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